スプラインシャフト(セレーションシャフト)
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スプラインは軸のまわりにキー状の山と谷を等間隔に数条削りだしたものです。
ボスにはこれとはまり合う溝(スプライン穴)が切られ、動力を伝達します。
キー溝のものと比べると数条の歯で分担するので、はるかに大きなトルクを伝えることができます。
主な特徴としては
1、数条な歯で分担するので、キーに比べ、同一径でも大きいトルクを伝導することが出来る。
2、トルク伝達と軸の役目をもつ
3、すべりキーと同様、すべらせて使用が出来る。
などであり、工作機械、自動車、航空機、油圧ポンプなど幅広い用途に使用されています。
スプラインには、角形スプラインとインボリュートスプラインがあります。
下記にスプライン形状の種類を載せさせて頂きますので、ご参照下さい。
角形スプライン
角形スプラインは歯の側面が直線的で互いに平行な形状をした歯を持つスプラインです。
軸のトルクを伝達させる目的に使用され、軽荷重用の歯高さが低い規格と重荷重用の歯が低い規格の2タイプがあります。(JIS B 1601)
JISではみぞ数6, 8, 10の3種類があります。
インボリュートスプライン
インボリュート歯形を削り出したもので、角スプラインよりも精度がよく、大きなトルクの伝達が可能です。
自動車の変速装置などにおいて、歯車を軸に沿ってスライドし、変速する用途などに使われます。
JIS D 2001に、自動車インボリュートスプラインが規定されています。
セレーション
みぞ形を三角形の山にしたもので、歯元が広いことと、噛み合わせに遊びがない為、等径のスプラインよりも、さらに大きなトルクを伝えることが出来ます。通常、60mm以下の小径のシャフトに使用されております。(歯数28から42)
また、ボスをセレーション軸にしっかりと固く取り付けて使用するため、スプライン軸のようにボスを自由に移動させることができせん。
一般的な用途としては、スプラインはトルク伝達に、セレーションは位置固定に使われることが多いです。
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